駐在員が知っておくべきマレーシアのスラングとフレーズ 🗣️
- Ezlyna
- 2024年11月17日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年11月20日
マレーシアに慣れるということは、文化や食べ物、習慣を知るだけではありません。日常会話に独特の個性を与えるスラングや表現を理解することも大切です。マレーシア人はマレー語、英語、中国語、タミール語、そして地元の方言を一つの文の中で自然に混ぜることが得意です。このユニークな言葉の混ぜ合わせはマングリッシュ(マレーシア英語)と呼ばれ、最初は戸惑うかもしれませんが、マレーシアならではの表現豊かな会話の一部です。ここでは、駐在員が知っておくと便利なマレーシアのスラングやフレーズをいくつかご紹介します。
「Loh」、「Meh」、そして有名な「Lah」
マレーシアを象徴する言葉の一つが「ラー」です。「Lah」は強調や丁寧なニュアンスを加えるために文末につけられます。例えば、「Come on lah!」のように使います。同じように、「meh」は質問にニュアンスを加え、「loh」はさらに柔らかな調子を伝えます。「Really meh?」と言われたら、それは「本当に?」という意味です。lahを使うと、現地の人との会話が少しスムーズに感じられるかもしれません。
「Can」と「Cannot」
マレーシア人は、「はい、それは可能です」や「いいえ、それは無理です」の代わりに、「can」や「cannot」で簡潔に答えることがよくあります。「今日これをすることは可能ですか?」と聞くと、「Can!」と親しみを込めた返事が返ってくることがあります。同様に、「Cannot lah」は「無理」という意味です。シンプルで分かりやすいですよね。
Tapao
食べ物を持ち帰るときは、「タパオ」と言います。タパオは広東語で「持ち帰り」を意味します。「この料理を持ち帰りにできますか?」は「Can I tapao this?」と言えば通じます。特に屋台の食べ物を持ち帰るときに便利なフレーズです。
Alamak
「アラマク」は驚きや軽いショックを表現する言葉です。実は、日本語の「あらまあ!」と非常に似た感覚で使われています。何かを忘れたときや予想外のことが起きたときに自然に使えます。例えば、「Alamak! 鍵を忘れた!」という感じです。
Gostan
車をバックさせるときに「ゴスタン」という言葉を聞くことがあります。これは英語の「go astern(後退)」が由来で、マレーシアでは車をバックさせるときや少し後ろに下がるときに使われます。
Syok
「シヨック」は楽しいことや満足感を表現する言葉です。「食事がシヨックだった」と言えば、「食事がとても美味しかった」という意味です。「So syok lah!」と親しみを込めて言うこともあります。
Onz
「オンズ」は、計画やイベントが確定していることを意味します。例えば、「週末の計画はどうなってる?」と聞かれたら、「It’s onz!」と言うかもしれません。熱意やコミットメントを表す言葉です。
Kena
「ケナ」は「〜される」「〜を受ける」という意味で、日常生活の出来事を表現するのに便利な言葉です。「I kena traffic jam」は「渋滞に巻き込まれた」、「I kena hujan」は「雨に降られた」という意味です。
Lepak
「レパック」はリラックスしたり、友達とぶらぶらすることを意味します。例えば、「モールでレパックしよう」というと、「モールでのんびり過ごそう」という感じです。
Boss
マレーシアでは、ウェイターや露天商に対して親しみを込めて「ボス」と呼ぶことがあります。カジュアルで丁寧な呼び方として広く使われています。
Sayang
「サヤング」は「愛しい」「大切な」という意味で、家族や親しい人への愛称として使われます。「残念」や「気の毒」というニュアンスでも使われます。
Jom
「ジョム」は「行こう」という意味で、友達を誘うときによく使われます。「Jom makan!」と言えば、「食べに行こう!」という意味です。
マレーシアのスラングを覚えることは、現地の文化に溶け込む第一歩です。マレーシアンリンクでは、駐在員がこれらの表現を楽しく学び、マレーシアでの生活をより充実したものにするお手伝いをしています。ラーやメー、ジョムなどのフレーズを使いこなせるようになると、自然とマングリッシュの魅力を感じられるようになるでしょう。ぜひ試してみてください。
📷: ザティカ イザティ プアディ
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